ベトナム家庭料理 | ベトナム風パーティの作法  Lẩu Thập cẩm

ベトナム風パーティの作法 Lẩu Thập cẩm

今日の送別会のベトナム風寄せ鍋は、20人分です。
パーティでなぜ鍋になるかというと、(1)人数が多くてもいい、(2)安い、(3)簡単だからだそうです。
 準備できあがり~  

塩とレモン汁を
混ぜたつけだれ

肉団子作成中 中身は揚げ春巻きと同じ

豚骨スープ煮ています

 さて、だいぶ寄せ鍋パーティが続いたので、今回はベトナム風寄せ鍋パーティの作法について、考えてみました。(これは、みんなが在日ベトナム人労働者だからと思いますが)

その1 集合時間が早い
 これは前も昼ご飯の時間が早いと言いましたが、準備をする都合もあるようです。
 だって鍋が簡単とは言っても、豚骨からスープを取って作る本格派ですからね。

その2 締めはやはりラーメン
 でも、麵は、焼きそばの蒸し麵だったり、韓国インスタントラーメンだったり、いろいろです。

その3 鍋奉行(鍋の管理者)は女性
 男性も結構料理を手伝うのですが、鍋奉行は女性。鍋と行ってもしゃぶしゃぶみたいな感じなので、さっとゆでて、みんなの碗にどんどん入れていく人、別のお皿にどんどんまとめていく人、やり方もいろいろです。

その4 費用は、招く側が払う
 これも前言いましたが、送別会もそうです。もちろん参加者はおみやげをもってきます。

その5 残り物はあっさり捨ててしまう
 いつも、残りの材料や、残った揚げ春巻きが、きれいさっぱり消えてしまうと思っていたのですが、よく見ているとあっさりゴミになってしまうのです。もったいないよ~。
 でもきっと本国の気候が暑くて、もし残っても食べられないからかも。
 それがわかってからは、私、タッパーをもって、残り物が捨てられる前に、必死に回収するようになりました。でも本日は回収に失敗。肉が付いたあばら骨も捨てられちゃった。残念

その6 残ったものを、みんなで分けたりしない
 日本のホームパーティもお店のパーティも、折り詰めで残った料理やお菓子を、帰る人に分けたりしますが、今までの所、そんなことは一切ありません。分けてもみんなもっていきません。ごくまれにめずらしいソーセージをもらうくらい。なぜでしょう?
 おかげで、うちでパーティやると、半月分くらいの飲み物やデザートがそのまま残ってしまいます。
 ごちそうさまでした! 

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